【立夏】初夏の楽しみ

【立夏】りっか

2023年5月6日(3:19)

夏の立つがゆへ也
(暦便覧)

立夏から立秋の前日までが夏の暦です。
春の風から、夏の暑の日差しへ。

新緑は日ごとに青々と成長し、
木々の間をから
夏の日差しが差し込むようになります。

初候:蛙始鳴(かわずはじめてなく)5月6日~10日頃
田んぼから蛙の鳴き声が賑やかに聞こえてくる頃。
おたまじゃくしも泳ぎ廻っていますよ♪

次候:蚯蚓出(みみずいずる)5月11日~14日頃
畑中からみみずが地上に出てくる頃。
畑土をほぐしてくれるみみずは、豊かな土壌の証です。

末候:竹笋生(たけのこしょうず)5月16日~20日頃
たけのこが地上に顔を出す頃。孟宗竹の季節は過ぎましたが、
千葉では淡竹が出回る季節です。


空からの日差しに
夏を感じるようになりました。

草花たちは自然のパワーをうけて
大きく成長します。

初夏の庭や野畑では
草花が美味しいよ~と語りかけてきます。
身近なところで実は生薬である草花が見つけると
笑みがこぼれてきます^^.˖✧˖°

連休明けの心は持ち上げるのが大変ですが^^
自然の力を味方につけて
夏は五臓「心」のケアも忘れずに♪♪

端午の節句

♪子どもの幸福を願って、
   お母さんに感謝する日


身近な生薬「端午の節句」

初夏のお楽しみ。
身近なところで美味しものが見つかるかもしれませんよ♪

●ヨモギ「艾葉」(がいよう)
「艾」とは「疾(やまい)を艾する(止める)」

体を温め冷えによる腹痛や慢性の下痢などに用います。
また止血作用もあり、血止め草とも呼ばれます。
血にはたらきかけるので女性に愛される生薬です。
⇨っもっと詳しく見る 【艾葉】よもぎ


●菖蒲の根「菖蒲根」(しょうぶこん)
     「石菖蒲」(せきしょうぶ)
芳香性があって精神や意識をはっきりとさせ、
健胃薬、鎮痛、痰を除くなどに用います。


菖蒲も艾葉も薬草風呂にすると
清らかな香りでリラックス効果あり
血行促進が期待できます♪

街で見かける菖蒲は「ハナショウブ」で生薬とは異なりますが
和の美しさを届けてくれる初夏の花です。
花言葉=「嬉しい知らせ」「心意気」など

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餅を優しく包んでいる姿も可愛いです

●柏の葉
かしわ餅を包んでいる葉は、
関東地方ではブナ科の葉で包みます。
どんぐりの木です。

新芽が育つまで古い葉が落ちないため
「ゆずり葉」とも呼ばれています。
家族の繁栄と子供の健やかな成長を願う和菓子です。

今月の薬膳教室スケジュール

4月▸五臓の薬膳
10(水)残席1
11(木)残席2
12(金)残席1
13(土)残席2
16(火)満席
17(水)残席1
5月▸季節梅雨の薬膳
15(水)満席
16(木)残席2
17(金)残席2
18(土)
21(火)残席1