【小暑】七夕の夜空に

【小暑】しょうしょ

2022年7月7日
二十四節気の11番目

大暑来れる前なれば也
(暦便覧)

「小さく暑い」ということで
暑さのピークの少し前を意味しています。

初候:温風至(あつかぜいたる) 7月7日~11日頃
  梅雨が明け、湿った暖かい空気が流れ込みやすい頃
  雷雲が発生しやすく突然の雷雨や突風が起こることもあります。

次候:蓮始開(はすはじめてひらく) 7月12日~16日頃
  蓮の花が開き始める頃
  千葉の蓮の花は6月中旬ごろから咲き始めています♪
  泥の中から気高く清らかに咲く姿から「清浄無比の花」と尊ばれています。

末候:鷹乃学習(たかすなわちわざをならう) 7月17日~21日頃
  鷹の雛が飛び方を覚える頃
  5月から6月にかけてふ化した鷹の雛が、飛び方を覚え、狩りを学び、
  巣立ちの準備を始める頃です。

【七夕】7月7日

五節句のひとつ

天の川を挟んで輝くふたつの星、
「織姫」様と「彦星」様が
年に一度だけ天の川を渡って会うことが許される日です。

子どもの頃は夜空を見上げて
星座を探していた記憶があります^^

淡く流れる天の川をはさんで
織姫星は「こと座のベガ」
彦星は「わし座のアルタイル」

「はくちょう座のデネブ」を結ぶと
夏の大三角形なのですよね♪


星に願いを.˖✧˖°

七夕に願い事を短冊に書いて飾る風習は
江戸時代に寺小屋で学んでいた子供たちが
短冊に願いを込めて笹に飾ったことに由来します。


今年はみんなはどんな願い事をするのでしょうか^^♪

●短冊のと五行の関係
にも五行の思想があり、
「仁・礼・信・義・智」
の五徳が色と関係しています。
昨年のブログで書いているので
色を選ぶ参考にしてみてください♪

   ⇨【七夕の短冊にみる五行】

蓮のしずく ~ロータス効果~


平安時代にさかのぼると、
貴族たちは「梶」という葉っぱの裏に
願い事を書いて川に流したそうですよ♪

七月七日の朝、
里芋の葉に降りた露を集めて墨をすり、
梶の葉に歌をしたためて、
学芸が上達や恋の成熟を願ったといいます。

「天の川を渡る船の楫(舵かじ)となって願いが叶えられる」

梶の葉がなくとも、
紙を葉の形に切ったモチーフを使っている地方もあるようです。
身近な葉っぱを摘んできて、
七夕飾りを作ってみても楽しいかもしれませんね♪
(タラヨウの葉は裏に文字が書けます)

七夕のお茶会では、
蓮葉を水指の蓋にして使う点前があるそうです。
自然の移ろいを感じる感性や
自然の恵みを生かす知恵を
小さくとも… 次の世代へと受け継いでいきたい風習ですね♪

今月の薬膳教室スケジュール

4月の薬膳レッスン肝の薬膳
10(月)残席1
11(火)満席
12(水)満席
13(木)満席
14(金)残席1
15(土)満席
5月 梅雨の薬膳
15(月)満席
16(火)残席1
17(水)残席2
18(木)満席
20(土)残席2