【秋分】おはぎの季節

今日は二十四節気の 『秋分』 です。

太陽が真東から昇って真西に沈み、
昼と夜の長さがほぼ同じになり、
陰陽のバランスもちょうど中間となる日。
日本ではお彼岸の中日です。

そして今日を境に陽の季節から陰の季節へ…
陰のエネルギーが日に日に増し、寒い冬の季節へ近づいていきます。


食欲の秋到来!!
秋の実りは、春から生長し、成熟した食物たちの成果です。
過ごしやすい秋の夜長に、私たちも一年を振り返り、
思いふける季節なのでしょうか。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、
やっと秋らしい気を感じられるようになり食欲も出てきました。
とりあえず、美味しい秋の味覚を充分に楽しんでくださいね♪

「おはぎ」の話

秋の七草「萩」の花がが咲く頃。
小豆の新豆の採れる頃。

秋の「おはぎ」は、
柔らかい小豆の皮をそのまま楽しむ「粒あん」で、
萩のように上品に、小さく俵型に作られるようになりました。

赤い小豆色は邪気を払うとされ、
お彼岸にお供えする習慣が今に伝わっています。

彼岸参りには、
邪気払いの「お萩」をお供えして、
ご先祖様にお礼を伝えに行きたいと思います。


小豆【赤小豆】せきしょうず

性味:平/甘・酸   帰経:心・小腸

*薬膳的効能*
利水滲湿
清熱
解毒

利尿作用、解毒作用に優れており、
むくみや便秘、熱性の炎症、皮膚の熱感やかゆみに用いられます。
湿気による重だるさ、頭痛など、
体に湿を溜めやすいタイプにお勧めです。

調理法

・あずき茶
 乾燥小豆をフライパンでほんのり色づくまで炒ります。
 炒り小豆を水で数分煮だしたら出来上がり。

・小豆甘酒
 甘酒を手づくりする時に、煮小豆の水分と麹を合わせて作っています。
 甘酒を手作りされない方は、市販の甘酒+煮小豆(砂糖無添加)でOK!
 発酵食品の甘酒は、元気を養い、血流改善するので、さらに代謝アップにつながります。

今月の薬膳教室スケジュール

11月▸季節冬の薬膳
14(木)残席1
16(土)満席
19(火)満席
20(水)残席1
25(月)残席1
12月▸五臓腎の薬膳
12(木)残席2
13(金)満席
14(土)残席2
17(火)残席2
18(水)満席
おから味噌講座2024
1月24日(金)残席1
1月25日(土)残席3

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