【大寒】寒さをこえて
【大寒】だいかん
2024年1月20日
冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也
(暦便覧)
二十四節気の最後の節気である「大寒」は、
一年中で寒さが最も厳しくなります。
「冷ゆること」が至り、行きつき、
今は程度は過ぎるけれど、
ここを越えれば・・・
その先には「春」が待っています.˖✧˖°
初候:款冬華 (ふきのはなさく) 1月20日~24日頃
雪が解け、春一番に芽を出す”ふきのとう”が花(華)咲く頃
春を先取りした時候ですが、寒い季節に心を華やかにしてくれます♪
次候:水沢腹堅 (さわみずこおりつめる) 1月25日~29日頃
厳しい寒さで沢の水さえも凍る頃
冬の寒気の先後の追い込みでしょうか、
常に流れている川の水が凍ってしまう寒さです。
末候: 鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく) 1月30日~2月3日頃
春の気配を感じた鶏が卵を産み始める頃
自然の中で生まれる卵には旬があるのですね。
春から初夏が最も美味しいようです。
冬の土用
冬の土用に入りました。
1月18日~2月3日
土用とは、
「立春、立夏、立秋、立冬の前の約 18日間」のこと。
季節が移り変わる土用の頃は、
体の中でも次の季節の準備のために
「気」(エネルギー)をたくさん必要とします。
特に冬の土用は、
寒さによる免疫力の低下、
倦怠感、疲れやすさ、眠い、
むくみ、ほてりなどの症状も感じやすくなります。
流行性の風邪にもご用心。
無理をせず、
十分な睡眠と休養が一番の”おくすり”になりますよ♪
●薬膳ではエネルギーを生み出す源である、
「脾胃」(消化器官)の養生を心がけます。
冷たい飲食は控える。
甘すぎるものは控える。
脂っこいものはほどほどに。
初春の不調を予防することにもつながりますよ。
ゆるりと取り入れてみよう.°˖✧˖°
冬の薬膳より
一日1杯のお味噌汁を♪
ほんのりとカレー風味にしました。
今月の薬膳教室スケジュール
11月▸季節 | 冬の薬膳 |
---|---|
14(木) | 残席1 |
16(土) | 満席 |
19(火) | 満席 |
20(水) | 残席1 |
25(月) | 残席1 |
12月▸五臓 | 腎の薬膳 |
---|---|
12(木) | 残席2 |
13(金) | 満席 |
14(土) | 残席2 |
17(火) | 残席2 |
18(水) | 満席 |
おから味噌講座2024 | |
---|---|
1月24日(金) | 残席1 |
1月25日(土) | 残席3 |