【大棗】なつめ

大棗(たいそう) なつめ
補気薬
性味:甘/温 
帰経:脾 胃
効能:補中益気、養血安神、緩和薬物


胃腸を元気にして「気」を養う
血を養い、精神を安定させる。
他の薬の作用を穏やかにする。



一日食三棗、終生不顕老」

1日3粒の棗(なつめ)で老い知らず♪
楊貴妃も愛したなつめは、
エイジングケアにもお勧めです♪



市販で見かける干し棗は、
生の棗を蒸してから天日干しにしたものです。

中国では、
生なつめの季節になると市場で出回るのですが、
旬が短いことや、
熟すとすぐに虫がつきやすいことも要因にあるのか、
日本の市場ではあまり見かけません。


日本での有名な産地は飛騨高山地方です。
旅先で見かけたらぜひお試しください♪

リンゴのような爽やかな香りと優しい甘味、
シャキシャキした食感が楽しめますよ。


生徒様から頂きました♪



[栄養学からみる効能]
ビタミンCに優れている。
ビタミンA、カリウムも多く、
豊富な栄養効果で美肌&アンチエイジングにお勧め。

更年期障害や不妊治療に使われたり、
免疫力を向上させる作用も認められています。

なつめの調理法


■なつめ茶
~作り方
洗ってから外皮を少々やぶき、お湯でコトコト煮だす。
棗の皮は堅いので、成分をしっかり出すために
必ず外皮を破って下さいね。


■なつめ酒  
大棗を細かく切り、ホワイトリカーとグラニュー糖を加えて2ヶ月以上寝かす。
滋養、強壮に。不眠症にもよい。

■スープ・煮込み料理に。
薬膳の基本は生薬を煮出したスープを頂くこと。
お肉と野菜になつめを加えて煮れば、簡単スープのできあがりです♪

■なつめジャム
砂糖少なめ、又は砂糖フリーでどぞ。

■なつめドレッシング



今月の薬膳教室スケジュール

5月▸季節梅雨の薬膳
15(水)満席
16(木)残席2
17(金)残席2
18(土)残席1
21(火)満席
6月▸五臓の薬膳
13(木)満席
14(金)残席2
15(土)残席2
18(火)残席2
19(水)残席1

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