【冬至】一陽来復
【冬至】とうじ
2024年12月21日
日南の限りを行て
日の短きの至りなれば也
(暦便覧)
一年中で最も夜の時間が長い日
「一陽来福」
「陰」が極まり一陽が生ずる
易経の言葉で
昔は暦の起点となる重要な節目でした。
※本来は「一陽来“復”」
「復」は「かえる」という意
一陽が復(かえ)るということから、
陰=冬、暗いこと、良くないことが転じて
春、明るさ、楽しいことがやってくる兆しが見えてくる日。
昔の人は陽のエネルギーの象徴である
「太陽の力が復活する日」
として祝福したそうです。
♪易では「冬至占」と呼ばれる
来年の運勢を占う週間があります。
筮竹を立てて占い
得た卦は新しい年へのメッセージになります。
(生徒様限定:
興味がある方は占いますのでメッセージくださいませ^^)
初候: 乃東生(なつかれくさしょうず) 12月21日~25日頃
「乃東(なつかれくさ)」は「夏枯草」と呼ばれる「うつぼくさ」のこと。
「かごそう」と呼ばれるシソ科の生薬です♪ 初夏に紫色の花を咲かせます。
次候: 麋角解(しかのつのおつる) 12月26日~30日頃
雄鹿の角が落ちる頃
春になると新しい角が生えてきます。
「鹿角(ろっかく)」と呼ばれる腎精を養う生薬です。
末候: 雪下麦出 (ゆきわたりてむぎのびる) 12月31日~1月4日頃
雪の下では秋に撒いた麦が芽を出しています。
厳しい寒さに耐えながら春の到来を待っています。
♪ 冬至の日は柚子湯に入ろう
風邪をひかずに冬を越せると言われています。
ゆずの花言葉は「健康美」
薬膳salonゆず葉の名前の由来です。
黄色い色はビタミンカラーで元気をくれますね♪
冬至=「湯治」
ゆず=「融通」(ゆうずう)が利く。
こんな語呂合わせだったり・・・
香り高い柚子で邪気を祓うという意味がこめられています。
柚子湯につかって心身を休めると
巡りもよくなり、リラックス効果で
冬の夜もぐっすりと熟睡できそうです♪