【金針菜】萱草のつぼみ
【金針菜】きんしんさい
ユリ科のホンカンゾウのつぼみを乾燥させたもの
性味:甘/涼
帰経:肝腎
効能:清熱・利水・消腫・解毒・平肝・補血・止血
・体内にこもった熱を冷まし、利尿作用、解毒作用を持っています。
体内の湿熱邪、血熱による炎症、夏風邪や尿道炎などにも効果が期待できます。
・鎮静作用があり、気の高ぶりを静めてイライラなどのストレスを解消します。
・血を養います。鉄分はほうれん草の10倍ともいわれています。
精神の安定が得られ、不眠の解消にも効果的です。
中国では「ホンカンゾウ(本萱草)」の花蕾を用いるようですが、
日本では、
「ノカンゾウ(野萱草)」や「ヤブカンゾウ藪萱草)」を食します。
※ノカンゾウは一重、ヤブカンゾウは八重の花を咲かせます。
“萱”には“忘れる”と言う意味があり、
美しい花に愁いを忘れると言う意味で”ワスレグサ”とも呼ばれます。
眠りをサポートするメラトニン用物質が含まれていることもあり、
気持ちを安定させてくれるのですね♪
金針菜の調理法
新芽は3月の終わりから4月頃。
地上に顔を出した頃に採取して
さっとゆでてお浸しにします♪
金針菜の蕾が出回るのは6月中頃から。
これから花を咲かせる時に摘んでしまうのは、
少しかわいそうですね・・・
生の蕾には毒があるので、
必ず火を通してから食します。
中華料理店で見かけたら食べてみてください。
シャキシャキっとした食感と少し粘り、
とても美味しいです。
干した金針菜は乾物として、
水で戻してスープや炒め物に使います。
旨味がコクをプラスしてくれますよ♪
血が足りず、イライラしやすいタイプの方に
常備してほしい乾物のひとつです♪
今月の薬膳教室スケジュール
11月▸季節 | 冬の薬膳 |
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14(木) | 残席1 |
16(土) | 満席 |
19(火) | 満席 |
20(水) | 残席1 |
25(月) | 残席1 |
12月▸五臓 | 腎の薬膳 |
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12(木) | 残席2 |
13(金) | 満席 |
14(土) | 残席2 |
17(火) | 残席2 |
18(水) | 満席 |
おから味噌講座2024 | |
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1月24日(金) | 残席1 |
1月25日(土) | 残席3 |