初夏の青い豆【そら豆】
【そら豆】
性味:甘/平
帰経:脾胃
効能:補中、補気、健脾、利湿
・胃腸の働きを整えて「気」を養う
・余分な水分を排泄してむくみなどの症状を改善する
・腹水や胃酸過多の改善
春から初夏にかけてたくさんの「青い豆」が旬を迎えますね♪
グリーンピースにさやえんどう、
スナップエンドウ、
そら豆、枝豆。
マメ科の野菜が食卓を彩ります。
「青い豆」には脾胃の働きを元気にする食材が多く、
特に梅雨のような「湿」の多い季節にお勧めの食材です。
湿度が高くなる季節は、体の中もジメジメしやすくなります。
・体が重だるい
・むくみやすい
・皮膚のトラブル
・頭痛や関節痛
・ぽっちゃり体質がなかなか痩せない
このような症状があれば脾の働きが弱くなっているサインかもしれません。
脾(=消化器官)の働きは、体の中の水分代謝に大きく関わっています。
脾は「湿」が苦手な臓です。
梅雨の季節や、
体に湿気を溜め込む食習慣(食べ過ぎ飲みすぎ、お腹を冷やしたり、甘いものを過食したり)
によって脾の働きは低下してしまいます。
水分代謝が悪くなると余分な湿気が体内に溜まってしまいトラブルの要因となってしまいます。
今の季節に旬を迎える「青い豆」は、
脾の働きをよくして余分な水分を排出する力をもっています。
美味しい出汁をとってシンプルに出汁煮にしました。
そら豆は甘味が優しく感じました。
そら豆は、
紫外線対策にも良いビタミンCや、
疲労回復に良いビタミンB、
むくみ解消に良いカリウムもが豊富に含まれています。
そら豆と言えば思いだすのが、
「そら豆のベットくん」という絵本です。
美味しいそら豆は、
ふかふかのベットに優しく包まれて育ったのですね。
そら豆レシピギャラリー
今月の薬膳教室スケジュール
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14(土) | 残席2 |
17(火) | 残席2 |
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