【夏枯草】ウツボグサ

6月~7月頃
実家のお庭より

夏枯草】かごそう
シソ科ウツボグサの花穂。
清熱瀉化薬
性味:辛/苦
帰経:肝胆
効能:清肝火、散鬱結、降血圧

・肝火よる目の充血、眼痛、頭痛、めまいの改善。
・散結作用があり、腺腫(乳腺腫、甲状腺腫など)に夏枯草膏(湿布)を用いる。
・降圧作用がある。



「夏枯草」(かごそう)という名前は、
7~8月頃になると花穂だけが枯れた姿になることからつけられました。
生薬として用いる際は、
茶色くなりかけたころの花穂を干して煎じます。

利尿作用があり、民間療法では煎じ液を
膀胱炎、腎臓炎、むくみなどに用いられてきました。
また口内炎,扁桃炎、のどの痛みにうがい薬として、
結膜炎には洗眼液として用いるようです。
夏のお茶として飲むと暑気払いになるようです。

生の若葉を天ぷらにしたり、
茹でて和え物にすることもできます。
ごま和えにすると美味しいですよ♪

6月のレッスン風景より

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