【牡丹】牡丹の咲く頃

【牡丹皮】ぼたんの根皮
清熱涼血薬
性味:微寒/苦辛
帰経:心肝腎
効能:清熱涼血・活血化瘀


中国では「花の王」とも呼ばれており、
華やかな牡丹の花は「幸福」や「繁栄」の象徴として
よく絵画などに描かれています♪

生薬では根っこの皮を用います。
血にはたらきかける生薬で、
熱性の出血や、ほてり、イライラ感、生理痛などに用いられ、
婦人科系疾患で出される漢方薬によく使われています。

例えば、「加味逍遙散」「桂枝茯苓丸」「六味地黄丸」

明日4月30日から、
二十四節気「清明」、七十二候の末候
「牡丹華」 (ぼたんはなさく)に入ります♪
 4月30日~5月4日頃



『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花♪』

美しい女性のことを現わす有名なことわざですが、
生薬の効能を分かりやすく例えています♪

ふらふら~~とイライラしやすい人には「芍薬」を、
下半身がぽっちゃり血の巡りがある人には「牡丹皮」を、
ふらふら落ち着きなく心配症なひとには「百合」を♪


そろそろ芍薬の花が咲く頃でしょうか。
休日の晴れ間にお出かけしてみようかしら^^

今月の薬膳教室スケジュール

4月▸五臓の薬膳
10(水)残席1
11(木)残席2
12(金)残席1
13(土)残席2
16(火)満席
17(水)残席1
5月▸季節梅雨の薬膳
15(水)満席
16(木)残席2
17(金)残席2
18(土)
21(火)残席1