【雨水】脉はのびのびと♪

【雨水】(うすい)

2022年2月19日

”陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也”(暦便覧)

降る雪も雨に変わり、氷が溶けて水になる頃。
農耕を始める目安とされています。

雨水の頃にお雛様を飾ると
良縁に恵まれるという云われも在ります。

初候:土脈潤起(どみゃくうるおいおこる)2月19日~23日頃
 降る雪が春の雨へと変わり大地が潤い始める頃。

次候:霞始靆(かすみはじめてたなびく) 2月24~28日頃
 春霞(はるかすみ)
 遠くの景色が白くぼんやりと、薄雲がたなびく頃。

末候::草木萌動(そうもくもえうごく) 3月1日~-4日頃
 草の芽が萌え出すことを「草萌え」といいます。
 新しい芽吹きの季節を迎えました。



雨水初項「土脉潤起」(どみゃくじゅんき)
難しい言葉ですね。
「脉」は音では「みゃく」「ばく」、訓では「すじ」です。

辞書には、
「血液の流れる管」「気血の通う道」
「脈拍」
「すじ状のもの」



春は「肝」の働きを養う季節です。
自律神経や情緒と関係し、
全身の代謝をスムーズにしています。


そして肝は筋(≒筋肉)を養っています。

早春の候に「脉」が詠まれているのも
深い意味があるのでしょうか。

ストレスなどによって筋肉が緊張すると、
肝の乱れにも通じます。


春の日差しに空を見上げて♪
ゆったりと深呼吸をしてみませんか。

筋肉を緩めることで、
「肝」がのびのびと、
全身の代謝がスムーズに動き始めますよ.°˖✧˖°

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