【茶葉】ちゃよう
【茶葉】ちゃよう
清熱瀉火薬
性味:辛甘/涼
帰経:心肺胃
効能:清利頭目、除煩渇 、 消食、解毒 、利尿 、化瘀
・体の熱を冷まし、気を通し、頭痛やめまい、目赤などの不調を改善する。
・口の渇きを抑える。
・利尿作用があり、毒を排除する。
・消化を促進する。
方剤: 川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)など
●ツバキ科チャの芽葉。
中国が原産地で、世界各国の茶文化は中国から伝わりました。
春摘みの茶葉は色・香・味ともによく、
中国緑茶では、特に「清明」(4月5日頃)の前に摘まれたものを
「明前茶」と呼び高級茶として愛好されています。
♪夏も近づく八十八夜~♪
2022年5月2日
「八十八夜」は立春から数えて88日目、
二十四節気以外の季節以外を示す「雑節」のひとつです。
「八」「十」「八」
3つの字を組み合わせると「米」という字になるため、
農業に従事する人にとって大切な日とされています。
この季節は霧が奥発生し
「八十八夜の別れ霜」という言葉があり、
これ以降、霜が降りることもなくなり、
農作業も夏への準備が始まります。
福茶で一服♪
芽を摘んで、蒸して、もんで、煎じてみました。
春の香りがいっぱいです。
八十八夜の日に摘んだ茶葉で作る新茶は、
「飲むと病気にならない」
「長生きする」と言われており、
福を招く旬の初物(はつもの)でもあります。
新芽に含まれる成分は、
八十八夜前後のものが一番豊富といわれています。
茶は薬♪
もともと茶葉は「薬」として用いられていました。
そのため「薬を服す」と同じように茶は服すものなのですね^^
茶葉は心に帰経するので(働きかけるので)、
精神的にイライラしやすい時や精神を安定したいときに
福茶で一服♪♪
初夏の香りと旨味がつまった新茶を飲んで、
自然からのエネルギーを頂いてみてくださいね♪
清熱瀉火薬
高熱、口やのどの渇き、多汗など
おもに「気分」の熱邪に対して用いられます。
中国では、暑い夏の日に、
会話の中で「私、上火みたい」といった具合に、
「上火」 (shàng huǒ) という言葉がよく出てきました。
何だろう?って思い尋ねたら、
暑くてのぼせた状態をいうらしいです^^
*「上火」= 体の中の熱が上に登ってしまい、ほてってのぼせた状態。
上に上がった火を降ろすためには、
中医学では「降火」や「瀉火」の食べ物が勧められます。
中国の夏は「緑茶」や「スイカ」を好んで食べます。
スイカは一人半個なんて当たり前。
極端だな~と感じたこともありますが大陸気質なのでしょう。
※中国茶は、不発酵茶(緑茶)、半発酵茶(烏竜茶)、
発酵茶(紅茶)、後発酵茶(黒茶)に大別され、
発酵度により体を冷やす、温めるの作用が異なり、
季節ごとに茶葉を選んで飲まれています。
今月の薬膳教室スケジュール
12月▸五臓 | 腎の薬膳 |
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12(木) | 残席1 |
13(金) | 満席 |
14(土) | 残席2 |
17(火) | 残席2 |
18(水) | 満席 |
2月▸季節の薬膳総論 | 薬膳ことはじめ |
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13(木) | 満席 |
15(土) | 残席2 |
18(火) | 残席2 |
19(水) | 残席1 |
おから味噌講座2024 | |
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1月24日(金) | 残席1 |
1月25日(土) | 残席3 |
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