【立夏】初夏の楽しみ

【立夏】りっか

2024年5月5日(9:09)

夏の立つがゆへ也
(暦便覧)

春の風から、夏の暑のエネルギーへ

新緑は日ごとに青々と成長し、
木々の間をから
夏の日差しが差し込むようになります。


初候:蛙始鳴(かわずはじめてなく)5月5日~9日頃
田んぼから蛙の鳴き声が賑やかに聞こえてくる頃
キラキラと輝く水田にはおたまじゃくしが泳ぎ廻っています♪

次候:蚯蚓出(みみずいずる)5月10日~14日頃
畑中からみみずが地上に出てくる頃
畑土をほぐしてくれるみみずは、豊かな土壌の証です。

末候:竹笋生(たけのこしょうず)5月15日~19日頃
たけのこが地上に顔を出す頃
孟宗竹の季節は過ぎましたが千葉では淡竹が出回る季節です。



心地よい陽気は短く、
急に夏を感じるようになりました。

自然のパワーを受け取り
自然界では大きく成長を始めます。

春の庭先や野原では
美味しそうな新芽が顔を出しています。

雑草のようで実は生薬である草花が見つけると
笑みがこぼれてきますね♪^^.˖✧˖°


連休明けの心は持ち上げるのが大変ですが^^
自然の力を味方につけて
夏は五臓「心」のケアも忘れずに♪♪

端午の節句

♪子どもの幸福を願って、
   お母さんに感謝する日


身近な生薬「端午の節句」

初夏のお楽しみ。
身近なところで美味しものが見つかるかもしれませんよ♪

●ヨモギ「艾葉」(がいよう)
「艾」とは「疾(やまい)を艾する(止める)」

体を温め冷えによる腹痛や慢性の下痢などに用います。
また止血作用もあり、血止め草とも呼ばれます。
血にはたらきかけるので女性に愛される生薬です。
⇨っもっと詳しく見る 【艾葉】よもぎ


●菖蒲の根「菖蒲根」(しょうぶこん)
     「石菖蒲」(せきしょうぶ)
芳香性があって精神や意識をはっきりとさせ、
健胃薬、鎮痛、痰を除くなどに用います。


菖蒲も艾葉も薬草風呂にすると
清らかな香りでリラックス効果あり
血行促進が期待できます♪

街で見かける菖蒲は「ハナショウブ」で生薬とは異なりますが
和の美しさを届けてくれる初夏の花です。
花言葉=「嬉しい知らせ」「心意気」など

image
餅を優しく包んでいる姿も可愛いです

●柏の葉
かしわ餅を包んでいる葉は、
関東地方ではブナ科の葉で包みます。
どんぐりの木です。

新芽が育つまで古い葉が落ちないため
「ゆずり葉」とも呼ばれています。
家族の繁栄と子供の健やかな成長を願う和菓子です。

今月の薬膳教室スケジュール

11月▸季節冬の薬膳
14(木)残席1
16(土)満席
19(火)満席
20(水)残席1
25(月)残席1
12月▸五臓腎の薬膳
12(木)残席2
13(金)満席
14(土)残席2
17(火)残席2
18(水)満席
おから味噌講座2024
1月24日(金)残席1
1月25日(土)残席3