【重陽節】菊花の祝い

【重陽節】菊花の節句

9月9日は、
中国語の発音で「九九」と「久久」が同音であることから、
「長久長寿」を祝う吉日です。

中医学の陰陽説では奇数が陽であり、
陽が2つ重なるので「重陽」と呼ばれます。


不老長寿と菊花

長寿を象徴とする菊花ですが、
昔から生薬として、また夏のお茶として、
日常的に親しまれています。


「菊花伝説」
風水画のような谷間の村では、
菊の花の雫や露が集まってできた谷川を水源としており、
菊花の雫を飲んでいた村人たちは
みんな長寿になったという
「菊水伝説」が伝えられています♪


日本へは奈良時代に薬として伝わり、
平安時代には宮中の貴族たちによって
菊花酒を楽しみながら詩を詠む「菊花の宴」が催されました。

重陽節の頃は、
菊の花が咲き始め、
清らかな香りに包まれながら
優雅な時間を過ごしていたのですね。
どんな詩が詠まれていたのでしょうか^^

今では、
邪気払い・不老長寿を願う「菊の節句」として
五節句の一つになっています。



菊花の華やかさや
綺麗な色を見ているだけでも
心が元気になります♪♪ 


不老長寿の貴薬は、
心にも若返りエキスを届けてくれますね♪ .°˖✧˖°


【菊花】
性味:微寒/辛甘苦   帰経:肝肺
効能 :疏風清熱、清肝明目、清熱解毒

風邪を引いた時の解熱、降圧作用、抗炎症作用など。
眼の疲れや炎症改善、花粉症に。

今月の薬膳教室スケジュール

4月▸五臓の薬膳
10(水)残席1
11(木)残席2
12(金)残席1
13(土)残席2
16(火)満席
17(水)残席1
5月▸季節梅雨の薬膳
15(水)満席
16(木)残席2
17(金)残席2
18(土)
21(火)残席1