【穀雨】ゆく春に。

クマガイソウ

【穀雨】こくう

2023年4月19日

春雨降りて百穀を生化すれば也
(歴便覧)

百穀を潤す春の雨が降る頃

田植えや畑仕事が始まり
穀物が育つための
柔らかな恵みの雨が降り注ぎます。

この時期に降る雨のことを
百穀を潤し芽を出すことを助けることから
「百穀春雨」といわれるそうです。

千葉の田園景色は水が張り、
初夏の景色となりました。
深緑と田園風景が美しい喫節です♪

初候:葭始生 (あしはじめてしょうず) 4月19日~24日頃
 水辺の葭 (あし) が芽吹きはじめる頃
 葦簀(よしず)や茅葺屋根の材料として使われています。
 根茎は生薬で「蘆根」(ろこん)と呼ばれます。

次項:霜止出苗 (しもやみてなえいずる) 4月25日~29日頃
 朝晩の冷え込みもなくなって霜が降りなくなり、苗が健やかに育つ頃
 すくすくと生長する季節です♪

末候:牡丹華 (ぼたんはなさく) 4月30日~5月4日頃
 牡丹の花が咲き始める頃
 牡丹の花はまさに「華」がお似合いですね。


春の土用
16日から春の土用に入りました。
土用が明けると「立夏」を迎え
季節は夏へと移り変わります。


土用期間は「土いじり」を避ける習わしがあるのをご存知ですか?
土の神様(土公神:どこうじん)を
怒らせないようにするためと言われています。

春土用はGWの連休と重なるため
ガーデニングなどを楽しみたいところですが♪

季節の変わり目は体調を崩しやすいものです。
頑張り過ぎない♪
気持ちを解放させる♪
適度に体を動かす程度に楽しみましょう。

土用の期間は脾胃の養生を♪
新生活も落ち着いた頃、
そろそろ春の疲れが胃腸に現れているかもしれません。

土用の薬膳は、
脾胃(消化器官)の働きを整えて、
あまり負担をかけないことが大切です。


○ ホクホク・ネバネバ食品を♪
○ 発酵食品で胃腸を養いましょう。

× 味の濃い物、甘すぎるもの。
× 脂っこいもの、辛すぎるものは控えます。
× 胃腸は冷やさない。

気温急上昇!!
冷たい飲み物はほどほどに^^

今月の薬膳教室スケジュール

11月▸季節冬の薬膳
14(木)残席1
16(土)満席
19(火)満席
20(水)残席1
25(月)残席1
12月▸五臓腎の薬膳
12(木)残席2
13(金)満席
14(土)残席2
17(火)残席2
18(水)満席
おから味噌講座2024
1月24日(金)残席1
1月25日(土)残席3

Previous article

桜しごと♪

Next article

【淡竹】竹の子