【冬至】ご来復

【冬至】とうじ

2023年12月22日

日南の限りを行て
日の短きの至りなれば也
(暦便覧)

一年中で最も夜の時間が長い日


一陽来福
「陰」が極まり一陽が生ずる

易経の言葉で
昔は暦の起点となる重要な節目となっていました。
※本来は「一陽来“復”」です。

昔の人は冬至を
「太陽の力が復活する日」
として祝福したそうです。


冬の寒さや暗闇、恐怖感、
黒の世界からの生まれた一光。
頭の中で想像するだけでも嬉しさがやってきますね.˖✧˖°

♪易では「冬至占」と呼ばれる
来年の運勢を占う週間があります。

今年あった出来事をふり返りながら
来年の運を

初候: 乃東生(なつかれくさしょうず)  12月22日~25日頃
「乃東(なつかれくさ)」は「夏枯草」と呼ばれる「うつぼくさ」のこと。
「かごそう」と呼ばれるシソ科の生薬です♪ 初夏に紫色の花を咲かせます。

次候: 麋角解(しかのつのおつる)  12月26日~30日頃
 雄鹿の角が落ちる頃。春になると新しい角が生えてきます。
「鹿角(ろっかく)」と呼ばれる腎精を養う生薬です。

末候: 雪下麦出 (ゆきわたりてむぎのびる) 12月31日~1月4日頃
 雪の下では秋に撒いた麦が芽を出しています。
 厳しい寒さに耐えながら春の到来を待っています。

♪ 冬至の日は柚子湯に入ろう
風邪をひかずに冬を越せると言われています。

ゆずの花言葉は「健康美」
ゆず葉の名前の由来です。
黄色い色はビタミンカラーで元気をくれますね♪



冬至=「湯治」
ゆず=「融通」(ゆうずう)が利く。
こんな語呂合わせだったり・・・

本来は「一陽来復」の運を呼びこむ前に、
香り高い柚子で邪気を祓うという意味があったようです。

現代では、血の巡りを良くしたり
美肌効果、リラックス効果があると云われています。

柚子湯につかって心身を休めると
長い夜もぐっすりと熟睡できそう♪

柚子と南瓜のケーキ 2022.11

今月の薬膳教室スケジュール

5月▸季節梅雨の薬膳
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6月▸五臓の薬膳
13(木)満席
14(金)残席2
15(土)残席2
18(火)残席2
19(水)残席1