【杏】あんず

杏 あんず アプリコット
バラ科サクラ属
性味:温 / 甘酸
帰経:肺・大腸
効能:潤肺・止咳・生津・止渇
生やドライのあんずは
私にとってはあまり食することが少なかった食材です。
ゆず葉の販売会で干しアンズを好んで買う方が多いので
改めて効能を見てみました♪
薬膳では
肺を潤して、
のどの渇きを癒し、
咳を改善するというはたらきです。

友人から杏ジャムを頂きました♪
ジャムにすると
いろいろアレンジできそうですね。
名医を示す「杏林」
中国の昔話より
五漢の時代に
(曹操が権力を握っている時代)
神医と称された張仲景、華佗と同時代の人で、
董奉(とうほう)という名医のお話です。
三大神医と呼ばれたそう。
♪・・♪・・♪・・♪・・♪・・♪
董奉は患者から治療代を受け取らず、
代わりに杏の苗を植えるよう求めました。
患者たちが植えた杏の苗はやがてあんずの林となり、
多くの実をつけるようになりました。
董奉はこの杏の実と引き換えに穀物を手に入れ、
貧しい人々に分け与えたと言われています。
後に「杏林」は良医や名医のことを示す美称となりました。
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日本でも「杏林」という名称が
薬局や企業で使われていますね。
故事を知ると面白いですね^^
身近な生薬【杏仁】
杏の種(仁)のコラムへ
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