【小雪】ちいさな雪の華

【小雪】しょうせつ

2024年11月22日

冷ゆるが故に
雨も雪となりてくだるがゆへ也 
(暦便覧)

降る雨も雪へと変わり、
北国から雪の便りが届く頃

ちいさな雪の結晶は
まだ積もるほど降らないことから
小雪といわれます

初候:虹蔵不見 (にじかくれてみえず)  11月22日~26日頃
 陽の気が弱まり空気が乾燥する頃は、
 虹を見る条件が少なくなるそうです。
 春の清明・末侯「虹始見」と対になっています。

次候:朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)  11月27日~12月1日頃
 北風が木々の葉を落とす頃
 「朔」には北の方角を指す意味があります。

末候:橘始黄 (たちばなはじめてきばむ)  12月2日~6日頃
 橘の実が黄色く色づく頃
 橘とは日本に自生する柑橘類「ヤマトタチバナ」のこと
 常緑植物であることから「永遠」の象徴とされ不老長寿の実と云われています。
 ゆず葉の柚子も「健康美」が花言葉ですよ♪


千葉の街並みが晩秋の景色となりました。
明るく彩る銀杏の黄葉、
熟した柑橘類の黄い実、
赤や橙の紅葉も。

枯れゆく風景の中で、
心の中まで北風が舞い込まないよう
自然界から届く素敵な贈りものですね♪


移りゆく晩秋の景色には
一期一会の出会いがあります。

今年はあっという間に舞い散る秋ですが、
自然からのイルミネーションを
短いなりに大切に受け取りたいですね。

急な寒さがやってきています。
背筋を伸ばして自然を仰いでお過ごしください.˖✧˖°


今月の薬膳教室スケジュール

12月▸五臓腎の薬膳
12(木)残席1
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17(火)残席2
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2月▸季節の薬膳総論薬膳ことはじめ
13(木)満席
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18(火)残席2
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おから味噌講座2024
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