春の苦味【ふきのとう】

春の香りが届きました♪

二十四節気「大寒」の初候(1月20日~24日頃)に、
款冬華 (ふきのはなさく)」 (第七十候)があります。


千葉では2月中旬の頃になると
春の香りが届きます♪


二十四節気は、
古代中国の黄河流域で作られたもので、
太陽の運行をもとにした暦です。

日本の気候とは多少ずれがあることがありますが、
「そろそろこんな季節だよ♪」
と季節を先取りして心の準備をさせてくれているようですね。



生薬名:蜂斗菜(ほうとさい)

日本原産のふきですが、
生薬では夏から秋に掘って天日陰干しをした根茎を用いるようです。
腫物や打撲、のどの痛みなどに効果があるとされています。



春は苦味を盛れ♪

苦みのある春の山野草は、
冬の体から春への体へ、
スムーズに移行するための自然からの贈りものです。


冬眠から目覚めた熊さんが
一番初めに口にするのは「ふきのとう」といわれています。

苦味を食すことで、
眠っていた体を目覚めさせ、
冬にため込んでいた老廃物や脂肪などを
デトックスする役割をもっています。

春先の眠さ、だるさ、倦怠感などの不調は、
体内に溜まった毒素が原因かもしれません。

自然からの恵みを食卓へ♪
これからやってくる本格的な春の季節や
暑い夏を元気に過ごすための体作りにもつながりますよ。



3月のレッスンは
毎年いろいろアレンジして
ふきのとうレシピをご紹介しています♪

今月の薬膳教室スケジュール

5月▸季節梅雨の薬膳
15(水)満席
16(木)残席2
17(金)残席2
18(土)残席1
21(火)満席
6月▸五臓の薬膳
13(木)満席
14(金)残席2
15(土)残席2
18(火)残席2
19(水)残席1

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