【小雪】ちいさな雪の華

【小雪】しょうせつ

2023年11月22日

冷ゆるが故に
雨も雪となりてくだるがゆへ也 
(暦便覧)

降る雨も雪へと変わり、
北国から雪の便りが届く頃

ちいさな雪の結晶は
まだ積もるほど降らないことから
小雪といわれます。

初候:虹蔵不見 (にじかくれてみえず)  11月22日~26日頃
 陽の気が弱まり空気が乾燥する頃は、
 虹を見る条件が少なくなるそうです。
 春の清明・末侯「虹始見」と対になっています。

次候:朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)  11月27日~12月1日頃
 北風が木々の葉を落とす頃
 「朔」には北の方角を指す意味があります。

末候:橘始黄 (たちばなはじめてきばむ)  12月2日~6日頃
 橘の実が黄色く色づく頃
 橘とは日本に自生する柑橘類「ヤマトタチバナ」のこと。
 常緑植物であることから「永遠」の象徴とされ不老長寿の実と云われています。
 ゆず葉の柚子も「健康美」が花言葉ですよ♪


街中の景色が日々変化しています。
明るく彩る銀杏の黄葉、
熟した柑橘類の黄い実、
赤や橙の紅葉も。

枯れゆく風景の中で、
心の中まで北風が舞い込まないよう
自然界から届く素敵な贈りものですね♪


移りゆく晩秋の景色には
一期一会の出会いがあります。

寒さが厳しくなり
思わず身を縮こめてしまいますが、
街路樹を見上げて♪

自然の織り成すイルミネーションに心を躍らせて、
身体を伸ばしてお過ごしください.°˖✧˖°


今月の薬膳教室スケジュール

4月▸五臓の薬膳
10(水)残席1
11(木)残席2
12(金)残席1
13(土)残席2
16(火)満席
17(水)残席1
5月▸季節梅雨の薬膳
15(水)満席
16(木)残席2
17(金)残席2
18(土)
21(火)残席1